- 谷本 恵一
- 看護師
- 看護師歴14年目(乳児院入職9ヵ月)
- 旭川乳児院
この仕事を目指したきっかけは?
私は子どもと関わる仕事がしたいと思い、看護師として急性期病院の小児病棟で勤務していました。その後、成人病棟へ異動したのですが、「やはり子どもと関わる仕事がしたい」という思いは根強くありました。小児病棟で働いている時から、乳児院に興味があり、親代わりとして子どもたちが元気で楽しくその子らしく過ごしていけるためのサポートがしたい。今までの経験を活かして、少しでも子どもたちに貢献したいという思いで乳児院に入職しました。
就職した後にギャップはありましたか?
小児病棟で働いていた時は、子どもたちの治療や療養生活のサポートがほとんどであり、家族が24時間付き添いをしていたため、子どもたちの日常生活のお世話をすることはほとんどありませんでした。しかし、乳児院では親代わりとして、子どもたちの日常生活の世話をすること、いわゆる「養育」が業務の大半です。その中でも、躾(社会性を育むための育児)は病院勤務ではしたことがなかったので、どのように子どもたちに携わったらよいのか、色々と悩みました。子どもたちの反応を見て関わり方を工夫したり、他の職員の方の関わり方を見て参考にしたりアドバイスをいただきながら、自分なりに子どもたちと日々向き合っています。
この仕事を目指している人たちへのメッセージ
看護師として乳児院や他の福祉施設等へ入職する場合には、総合病院などで経験を積み知識や技術をある程度習得した上で、転職する方が子どもたちや利用者のために貢献できると思います。乳児院では、医師が常駐しているわけではなく、子どもたちの体調に変化があった時など、看護師の的確な判断が求められます。夜勤は3人体制ですが、その内看護師は1人の場合もあり、自分でしっかりアセスメントをして対応する能力が必要になります。
一日の主なタイムスケジュール
6:30
起床
7:30
朝食
9:00
朝礼・申し送り
9:30
自由遊び
11:00
昼食
12:00
昼寝
12:30
記録
12:45
休憩
13:30
フリー業務
14:30
おやつ
15:30
入浴
16:00
申し送り
16:30
夕食
17:45
退勤
20:00
就寝