センパイたちの声

自分の両親が児童自立支援施設に住み込みで働いていたので、私は産まれた時から入所中の生徒が家（寮舎）にいる環境で育ちました。毎日一緒に遊んでもらったり、お風呂に入れてもらったりと、生徒が私を育ててくれたと言っても過言ではありません。そんな経緯もあって次第に「職員の子ども」として関わるのではなく、自分が「職員」として生徒に関わりたいと考えるようになり、この仕事を目指しました。

この仕事ではほとんどの時間を生徒と共にします。学校場面では生徒と一緒に授業を受けたり、同じテストを受けて点数を競ったり…。（笑）運動では主に野球、駅伝、柔道（男子寮）に取り組んでいます。高校の頃、私は野球をやっていたので生徒に野球を教え、徐々に上手くなっていくのを見ると、とてもやりがいを感じます。他にも駅伝や柔道では生徒たちに負けないように必死に走ったり、稽古したりしています。生徒達にとって「カッコいい大人」になれるように自分自身頑張ることもこの仕事の魅力だと思います。